共依存と虐待・DVの関係とは

共依存って何?

共依存 と聞くと「怖いモノ」とイメージする方が多いと思いますが、人は誰でも多かれ少なかれ、依存傾向はあるモノです。

そもそも人がこの世に生まれたばかりの時、赤ちゃんは自分だけでは何も出来ず、誰かに頼り、依存しなければ生きられません。

そこから様々な経験を積みながら成長していきます。

赤ちゃんは依存しなければ生きられないイメージ

人には元々、依存傾向があるのですが成長していく段階で必要な愛情を与えられていくことで精神的な自立を学び、正しく甘える、正しく頼る、正しく依存するようになれます。

これは良い人間関係を築けるために必要なことです。

依存の種類

一口に「依存」と言っても、その対象によって分けることが出来ます。

物質依存行為過程(プロセス)依存関係依存と大まか3つに分かれます。

物質依存とはアルコールやドラッグなどの薬物食べ物などが依存対象となります。

行為過程依存とは、パチンコなどギャンブルや「買うこと」自体に依存する買い物、ゲームをやり続けてしまったり、スマホばかり見てしまう、という行為もここに当てはまります。

関係依存とは、ある特定の人との人間関係に依存するモノで、歪んだ人間関係に執着することによって、人とのつながりを求めようとする依存傾向になります。

共依存は関係依存に分類されます。

その依存対象がモノや行為ではなく「人間」であるということです。

共依存ー依存する心理・依存される心理ー

「共依存」になっていませんか?

アダルトチルドレンが持つ「責任感が強く自己犠牲を厭わず、人の面倒を見る」特徴は、共依存という人間関係を生み出す元になります。

共依存とは「相手を頼ること、或いは必要とすることで相手をコントロールする人」「相手に頼られて、或いは必要とされていないと不安になる人」が出会ってしまうことで成立します。

これはどちらもアダルトチルドレンの生き方の傾向として見受けられるものです。

正確なデータとして発表されているわけではありませんが、アダルトチルドレンのカウンセリングを行なっている実感として、恋人や夫婦のようなパートナー関係や親子関係の悩みでHealing Forestを訪れる方は、この共依存の問題を抱えている方が多いと感じています。

仲が良いカップルイメージ

アダルトチルドレンの親に育てられた方がオトナになり、自分のパートナーとしてやはりアダルトチルドレンを選んでしまいがちなんです。

自分では恋愛感情として感じている想いが実は相手に依存している、或いは依存されている事に気付かないまま、時間が経つにつれて一緒に居ることが苦しくなってしまう。

離れたくても離れられない、別れた方が良いと分かっていてもそれが出来ない、分かってはいるけれどそれが止められない、これが共依存です。
※いつも恋愛(らしきこと)をしていないと不安を感じる方は恋愛依存となり、常に愛情(らしきモノ)を感じていないと不安になる方は愛着障がいとなります。


依存する側は「誰かに頼らないと生きていけない(心配をかける、困らせる)」という思い込みが、依存される側には「助けてやらなければいられない(世話を焼く、支える)」ことで自分を認めてもらおうとする思いがあります。

ここには助けることや世話を焼くこと、誰かの助けになることで初めて自分の価値を実感出来る、相手よりも優位に立ちたい、相手を自分のコントロール下に置いておきたい・支配していたいという思いが満たせて、優越感を感じられるというメリットがあります。

片や「誰かに頼らないと生きていけない」人は、面倒を見てくれる相手の言うこと(命令や脅迫に発展するケースもあります)を聞くこと、その想いに応えることでその相手から必要とされていると感じてしまいます。

「誰かに頼らないと生きていけない」という人と、そういうパートナーを「助ける・支える・面倒を見る」ことで承認欲求を満たそうとする人が出会うと、最初はお互いに求めるモノが一致するため急速に仲が深まり、「運命の相手」とさえ思ってしまうこともあります。

ですが一定期間が経つに連れて一方は求めるモノが増えてくるけれど、それに応えてもらえなくなってきて不満が募る、支える側も少しづつ無理が生じて来て支え切れない感じがして苦しいけど、その人から離れるのも自分自身の価値が見い出せなくて、自分を保てない状態となります。
(ここからどちらかが暴力的となり、DVや虐待に発展していくこともあります)

仲が悪いカップルイメージ

このような形で相手に依存したり、依存されたりすることでそれぞれの「承認欲求(自己肯定感)」を満たそうとします。

結果的に破局を経験するのですが、それまでの人生の中で同じような事を繰り返している方も多く居ます。

ですがその原因が分からずただ「自分が悪い」と思い込んでしまい、自分を責めて自分を苦しめてしまうことで更に自己否定感を深めてしまっている事も多く、人間関係でつらい想いをし続けてしまっています。

本来なら同等の立場で良いはずなのに、いつの間にか上下関係、主従関係が出来上がってしまっているのも共依存の特徴です。

そしてこれがDVや虐待の元にあるモノです。

あなたは依存する側? される側?

共依存は助ける側には、相手の行動をコントロールしたいという思いがとても強いケースが多いことがお分かりいただけたと思います。

ですが他人を「自分の思い通りになる人」に変えることは基本的に出来ませんので、変わらない相手に対しての自分自身の無力感や、変わってくれない相手への不満が出てきます。

依存する側の苦しさとして「誰かに頼らないと自分を保てない」「頼っていても精神的に自立出来ていない」ので、常にココロのどこかで不安を感じています。

依存される側の苦しさは「支え切れなくなってきた時」に無力感を感じたり、誰かに頼られていないと「自分の価値が無い」と感じてしまいます。

このようにお互いに不安感や苦しさ、或いは不満を抱えながらも、一緒に過ごすことになってしまいます。

特に恋人同士や夫婦、友人関係などで「一緒にいると苦しいけれども離れたくない」という思いがあると気付いた時には、このような葛藤がないかやこの関係から抜けたいとも思うけれど、抜けられないというジレンマがないか、を自分のココロに確認してください。

共依存から抜けるためには、まず依存していることに気付くことが大切です。

あなたにはこんなところがありませんか?

  • 常に他人の顔色をうかがい、機嫌を損ねないようにサービスしてしまう
  • 自分ひとりで自分のしたいことや食べたいものなどが決められない(優柔不断)
  • 自分よりも相手の意見を尊重しやすい(自分の意見が分からない、あっても伝えられない)
  • 「嫌」と断るのが苦手で、対立を避けようとする(争いごとや空気が悪くなることを極端に恐れている)

このような傾向がある方はアダルトチルドレンをパートナーとして選びやすく、共依存によってつらい恋愛や結婚生活を送ってしまいがちです。

例えば親であっても子供の顔色を伺って、子供に嫌われないようにという思いから世話を焼く傾向もあります。
(過保護・過干渉も機能不全家庭の特徴です)

あなたの依存傾向をチェック

  • 自分より、家族や親しい人の世話を焼く
  • 家族や親しい人の考え方や行動に口出ししたり、正そうとしてしまう
  • 人に頼まれたり、誘われたりしたとき、はっきりと断れない(断るのが怖い)
  • 他人の問題を自分の問題のように感じる
  • 自分の悲しみや怒りを、その場で表すのが怖い
  • 一人の時、寂しくてたまらない
  • 自分の本音を他人に知られるのが怖い
  • 自分に必要なものや、自分が本当に望んでいることが分からない
  • 自分を負け犬、負け組だと思っている
  • 他人から失望されていると感じる
  • 人生において、本当に何をしたいのか決めることが出来ない
  • 自分から進んで友達を作ることが少ない
  • 他人から「物」や「所有物」のように扱われる
  • 世話焼きだと言われることがある
  • 常に寂しさを感じている
  • いつも人の顔色をうかがっている
  • いつも生きづらさを感じる
  • 他人が自分のことをどう思ってるのか、とても気になる

これらの傾向はアダルトチルドレンと共通する部分があり、アダルトチルドレンと共依存を始めとする依存はセットで考える必要があります。
上記の項目の中で、あなたに当てはまる部分があった際は「自分のココロ」と向き合ってみることをお勧めします。

生き方を変えるイメージ

共依存克服 5つのヒント

生きづらさを抱えてしまったまま大人になり、人間関係で常に不安や悩みを抱えながら生きるのはつらいことです。
問題はその「生きづらさ」の原因が分からないまま、つらさを我慢している事にあります。

必要な我慢もありますが、アダルトチルドレンの方々は「する必要のない我慢」を自分に強いて、自分を苦しめています。

それは「自分以外の誰か」のためにしている我慢です。

私自身も始めはこれに気付かないまま、カラダを壊し、うつ病になるまで自分のココロに目を向けることはありませんでした。

あなたが「あなた」で居られるようお手伝いします


あなたは「あなたの人生」を生きるようになれたら、生きづらさも消えていきます。

そのためのアダルトチルドレン・共依存克服のヒントが以下です。

  • 何故アダルトチルドレンになってしまったのか、その価値観を持つようになった過去を知る
  • その過去に満たされなかった感情に気付き、発散・浄化させる(思い出し、吐き出す)
  • 小さなことから自分で決断していく
  • 自分の想いや気持ちを表現する、しっかり主張出来るようにする
  • 1人の時間や1人での行動も出来るようになる

これらが出来るようになれば、生きづらさを抱え込むことなく、共依存に陥ることもなく、楽に生きられるようになります。

ですが自己否定感が強いアダルトチルドレンの方は一人で自分と向き合い、問題を解決・解消していくのが難しいんです。

一人で向き合うことが難しいのなら、誰かにその想いや苦しさ、つらさを話せば良い。

そのために私たち心理カウンセラーがいます。

ぜひ、カウンセリングであなたの生き方を変えていきましょう。

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共依存の克服で虐待0(ゼロ)の世界に

現在、児童虐待に対する意識が高まり通報が増えた事によりその認知件数も増え続けています。
またその内容についても詳細を報道などで知ることが出来るようにもなりました。

ですが、これを減らすための努力となるとなかなか実を結べるほどの事は行われていないように感じます。

虐待は連鎖する、と言われます。

児童虐待やDVなど、身体的、精神的な虐待行為を行なう人の多くは共依存関係の中でパートナーとの関係性に問題が生じ、その家庭内などで弱い立場の相手に暴力向けられていると考えられます。

そしてその問題は恐らくその人が育った環境、機能不全家庭による影響を受けており、それが世代間連鎖を起こしてしまっていると考えて下さい。

機能不全家庭 そこにある虐待

虐待とは主に以下のようなモノが定義されています。


・身体的虐待
・心理的虐待
・性的虐待
・ネグレクト(放置)


虐待と聞くと「身体的に暴力を加える行為」を想像されることが多いと思いますが、上記に挙げたものはそこに形は違えど「暴力」が存在します。
また最近では「教育虐待」という言葉も世間で認知され始めています。

身体的虐待とは文字通り、直接的な暴力を加えるというモノです。
子供を殴る、蹴る、モノを投げつける、熱湯をかけたり浴槽の水に浸けたり、タバコの火を押し付ける、屋外に出したり、押し入れに閉じ込めるなども身体的に暴力を加えていると考えて良いでしょう。

心理的虐待とは物理的に暴力を加えるのではなく、言葉によって子供を傷付けることを指します。
「お前は不細工なんだから、せめて愛想くらいは良くしろ」とか「臭いんだよ」といった子供の容姿や状況を揶揄したり、「隣の○○ちゃんはあんなにアタマが良くて勉強出来るのに、何でお前は成績が悪いんだ」「お兄ちゃん(姉や弟、妹、従妹など)は優秀なのに、お前が出来が悪い」と他の誰かと比べて子供を貶めるような、主に言葉による暴力がそれに当たります。

※これら身体的虐待や心理的虐待(時に性的虐待も含まれる)が夫婦間で行われている場合は「ドメスティック ヴァイオレンス(DV)」となります。
また夫婦による口喧嘩などを子供に見せる状況は「面前DV」として、現在では虐待に相当する事案とされています。
また夫婦間においては「生活費を渡さない」など経済的虐待も存在します※

性的虐待とは文字通り、子供に対して性的な行為を行なうことです。
性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、児童ポルノのモデルにするなどが挙げられます。
最近では学校や保育園、幼稚園など、本来子供が安全に安心して過ごせるようにすべき環境でも、教師や保育士などがそのような行為を行なっているケースも報じられています。

ネグレクト(放置)とは、親が子供の養育をしない状態を指します。
食事を作らない、与えない、何日も同じ服や下着を着せたままにしている、風呂に入れない、ゴミが散らかっているなど子供や子供が住む部屋が常に不衛生な状態にある、病気になっても病院に連れていかない、子供の問い掛けや言葉に対して何も反応しない、或いは「うるさい」などと言って子供の言葉や想いに向き合おうとしない、子供に対して無関心な状態を指します。
また昨今のニュースなどで報じられるような炎天下に限らず、子供を乗せたまま車を離れるという行為も「放置」に該当します。

機能不全家庭では、これらの虐待が日常的に行なわれていて、そこで育つ子供がやがて大人になった時、人間関係など問題を抱えたり、自分がどうしたいのか、何をしたいのが、自分で「自分」のことが決められないといった「生きづらさ」に悩むアダルトチルドレンとなります。

そのアダルトチルドレンが「自分はアダルトチルドレンである」と気付かないまま家庭を持ってしまうと、そのアダルトチルドレンは「毒親」となり、また機能不全家庭を築いてしまうという連鎖が起こります。

親ガチャ

私は不可知論者ではあるのですが、占いやスピリチュアルを完全否定するモノでもありません。

占いは何百年、何千年という膨大なデータの蓄積による確率論という側面もありますし、そもそもそれらに頼る人がそこで得られるモノによって一時的にでもココロが楽になったり、前向きになれるのならそれはその人にとって必要なモノなのでしょうし、それで良いと考えています。

未だにワクチン論争があるように、それはそれぞれの人が何を信じるか、誰を信じるかということになりますから、どんな考え方があっても良いし、それによる決断とその結果はその人が責任を負えば良いだけの話です。

ただ、どうしても否定したいモノもあります。

カウンセリングに来られるお客様の中には、子育てに悩んでいる方もいらっしゃいます。

アダルトチルドレンである自分が子供を育てる時、どうしても感情的になってしまい子供を叱ったり、手を上げてしまう。
そんな自分が嫌だ、という悩みを訴えられる方は結構います。

こういう方はその依存傾向からパートナーに選んだ相手もアダルトチルドレンであることが多く、夫婦関係そのものにも問題を抱えているケースがあるため、夫婦で子育て、などという理想は全く望めない場合もあります。

ただこういう悩みを自覚しカウンセリングに来られるような方はまだ、その自覚があるためそれ以上の虐待に進行はしませんし、そうならないように私も全力でカウンセリングに当たります。

このようなケースもあることから、子育て関連のブログなどを観ることもあるのですが、そこでよく聞かれる言葉がこれです。

子供は親を選んで生まれてくる

特にスピリチュアル系の子育てお悩みブログに多く観られるのですが、これを言える人はよほど幸せな家庭に生まれ育ったんだろう、と思ってしまいます。

誰が好き好んで自分が虐待を受ける家庭を選んで生まれてくるのか。
そう反論すると、その答えもまた「あなたのそのつらさを受け止めて、良い方向に向かえるように、とあなたの元に生まれて来たんだ」というわけです。

まさに親ガチャ、そんなことある訳ないじゃないですか。

善逸ではありませんがそれこそ「享年一桁なんて可哀そう過ぎる」です。

虐待する親を改心させるためにこの世に生まれて来て、自分の命を以ってそれを知らしめるなんて、あり得ないだろうと私は言いたい。

以前「クローズアップ現代」の中で「私は毒親という言葉は好きではないし、一人の親としてとても悲しく感じる」とNHKのアナウンサーが番組内で涙を見せたことがありました。

これと同様に「親ガチャ」という言葉も否定的な言葉として捉えられる風潮もありますが、子供の虐待死事件が報じられるたびにもっとこの言葉を知らせるべきだと思いますし、もっと知るべきだと考えています。

2021年の新語・流行語大賞の中にも入っている「親ガチャ」

虐待を減らすためにも、もっと世の中にその意味を知ってもらいたいと思います。

虐待イメージ

機能不全家庭の世代間連鎖を断ち切るために

児童虐待がニュースになる時、加害者である親の言い分として「しつけ(のつもり)だった」という報道をよく目にします。

普通の人がそれを聴いても「何をふざけたこと」と思われるでしょう。

ですがこの言い分、実は本当の事を言っているのかも知れません。
(虐待・DV加害者を擁護する意図はありません)

機能不全家庭で育つ人は「本当の愛情」を知りません。
何が愛情なのか、どのように愛情を注げば良いのかが分からないまま大人になります。

その家庭内に実際の暴力やコトバの暴力が蔓延していたとしても、そこで育つ子供にとってはそれが「普通の家庭」で「当たり前の日常」です。

家庭という密室で親から「お前のためを思えばこそこうするんだ」と言われ続けながら暴力を受け入れていた。

そんな子供がオトナになり、家庭を持ったらどうなるでしょう?

子育てイメージ

痛い想いをして来た子供がオトナになり自分の家庭を持った時、「絶対に自分の子供には自分と同じ思いをさせない」とココロに誓います。

ですが本来の愛情を知らないので、自分の子供をどう愛すれば良いのかが分かりません。

育児書を読んだり、周りの家族を真似てみたり、様々な努力をするでしょう。
けどなかなか上手く行きません。

子供が駄々をこねたり、親の言うことを聞かないのは当たり前のことです。

ですが親である自分が子供の時、親に逆らうなんてことをしていないので我が子にどう接すれば良いのか分かりません。

子育てが上手く行かないのは自分のせいと、自分を責めて自分を否定する事を繰り返します。

そのストレスに苛まれ、自分の想いや感情を誰かに相談することも出来ず、結果として自分が親からされた事を我が子にもしてしまい、 その後悔がさらに自分を責める結果となる。

虐待を受けていた「被害者」がオトナになり、自分の家族を持った時「加害者」になってしまう可能性がある。
悪循環であると同時に悲劇が繰り返されます。

現実的に今、このような機能不全家庭で育っている子供がいます。

その様な子供を育てている機能不全家庭があります。

そのどちらも問題に「気付いていない」或いは「知らない」ことによって、アダルトチルドレンが育ってしまい、これは今後も増え続けてしまう事が考えられます。

機能不全家庭を無くすこと=虐待の連鎖を断ち切ること

この悪循環が虐待の連鎖を生み出している事を考えた時、この機能不全家庭を知り、気付くことが出来ればそこで連鎖を断ち切ることが出来ます。

ですがそこには苦痛も伴います。

自分のココロの中にあるつらい部分と向き合い、そこから回復していくために努力することは寂しさや苦しさといったそれまでココロの奥に隠して、見ないようにしてきた子供の頃に感じていた負の感情が溢れて来て、つらくなる時もあります。
(もちろんそういう時は、カウンセラーがフォローします)

こうしてどこかで気付き、この連鎖を断ち切る必要があります。

そのためにもまず「機能不全家庭」を知って、自分が育ってきた家庭や今、自分が築いている家庭がどうなっているかを見直してください。

更に自分が子供の頃にどんな想いをしていたかをオトナになった今振り返る事で、自分が「アダルトチルドレン」かどうかを知る事も出来たら、そこから回復する道は開けます。

この気付きさえあれば、虐待やDVの連鎖を断ち切る事も出来ます。

虐待の連鎖を断ち切るためにも、そして新たな機能不全家庭を作り出さないためにもまず、知る事から始めましょう。

そこで気付きがあった方はカウンセリングにおいで下さい。
あなたのココロとあなたの家庭を守るため、今のあなたに出来る事をしましょう。

それはあなたの「傷付いている子供のココロ」を癒し、これからの自分を見定めながら「なりたい自分」になろうとする努力です。

機能不全家庭、共依存の連鎖を断ち切る

もう独りで悩みを抱える必要はありません。

Healing Forestはあなたの「気付き」を応援し、ココロの回復をサポートします。

独りで我慢して苦しんで、悩み続けるのは終わりにしましょう

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