アダルトチルドレンと宗教問題

元総理大臣が銃撃を受けて亡くなるという事件以来、とある宗教団体が再び問題となっています。

再び、と書いたのはこの団体、以前にやはり問題となり連日ワイドショー等で取り上げられていたことがあったからです。

現在の報道に絡めて過去の問題も取り上げられているのでご存じの方も多いと思いますが、当時もかなりあくどいやり口で献金集めをしていたことが話題となっていました。

あの頃はまだ「宗教2世」というコトバは出ておらず、問題にもされていませんでしたが今はこの言葉が新たにクローズアップされることとなり、その実情から新しい法律を作る、という話にまでなっていることはお分かりだと思います。

ヒーリングフォレストにもこれまでに数人、宗教2世の方がカウンセリングに来られています。

お客様から話されない限りどこの宗教団体に属していたかを訊くことは無いので、話題となっている団体に所属していたかどうかは分かりませんが、私のところに来られた方のほとんどはそれぞれの団体から脱会された方でした。(ほとんど、と書いたのは最近、まだ入信されている方がカウンセリングに来られたからです)

報道等でご覧になられている方はもうお気付きだと思いますが、このような問題がある団体に両親が入信している家庭はまさに「機能不全家庭」であると言えます。

付き合う人間も親から制限され、学校にも行かせてもらえず、俗世間=悪であるというような教えを子供の頃から叩き込まれてしまうことで通常の人間関係を築くことが難しくなってしまい、オトナになって生きづらさに悩むという意味ではこういった方々もやはり「アダルトチルドレン」なんです。

私のところに来られた方々はそれでも自ら問題意識を持ち脱会して、新たに自分を生きようという意志を持てた方々ですが、その教義から抜け出すことが相当に難しいことも実感します。

例えば「自らの意思で自分のことを決められない」ということでいうと、社会生活を普通に営みたいという希望を話されたお客様に「今、何か欲しいモノってありますか?」と訊くとしばらく考えた末「服が欲しい」という答えが返ってきました。

じゃあ自分が好きだと思える服を購入してみましょう、と提案したのですが途端に表情が曇って『出来ません』と即答されたんです。

この方はそれまで自分で何かを選んで買ったという経験がなかったんですね。

服など身に付けるモノは下着まで含めて全て親が選んだものを着せられていて、一緒にお店に行ったこともなかったんだそうです。

だから漠然と「服が欲しい」とは思えても、具体的にどんな服が欲しいのか、ブラウスなのかスカートなのか、シャツなのかコートなのか、色は、形は…と考えるだけでパニックを起こしてしまった経験もあったそうで、何着か持っている服を直しながら、繕いながらずっと着ているという生活を送られていました。

このお客様には私の知人である女性カウンセラーさんを紹介し、一緒に服屋さんに同行してもらってウィンドウショッピングをしながら自分が欲しいと思えるものを探す、ということから始めてもらったのですが、非常にその問題は根深いモノがあると感じざるを得ませんでした。

一連の報道によって「自分もそうなのかも知れない…」と気付かれる方も居るかも知れません。

気付かれた方は是非、カウンセリングを受けて頂ければと思います。

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