ヤングケアラー ・ きょうだい(きょうだい児) とは
きょうだい ・ ヤングケアラーもアダルトチルドレン
ここ数年「きょうだい(きょうだい児)」や「ヤングケアラー」というコトバが世の中で認知され始めています。
これらの方々にもアダルトチルドレンの要件が含まれています。
・親と子どもの立場が逆転していた家庭
これは機能不全家庭の一例ですが、家族の中に常に介護が必要な状態にある人がいて、その介護を子供がしている場合、その子供は「ヤングケアラー」となり、介護や看護が必要な家族が自分の兄弟や姉妹だった場合「きょうだい・きょうだい児」と呼ばれます。
(具体的には身体・知的・精神障がいを持った方や、病気で常に介護や看護が必要な家族が居る、という状況です)
どちらにも共通するのは「子供らしい子供時代を過ごせてない」ことです。
親や兄弟姉妹の介護が生活の一部となっているため、学校が終わるとすぐに家に帰り、買い物やご飯の支度、掃除や洗濯といった家事をこなしたり、要介護者の世話を行なったりします。
放課後に友達と遊んだり、部活にいそしんだり、塾や習い事などに行くことは出来ません。
そんな時間的な余裕はないし、彼らにとってはそれが当たり前の生活になっているので遊びたい、勉強したいという「自分の想い」を抑圧してしまいます。
この状況だけを外から見れば、それは「健常である」家族として『当たり前の事』をしているように見えるでしょうし、むしろ美談だと思われるかも知れません。
ヤングケアラー だからこそ「あなたの人生」を生きて良い
実際にこのような環境下で育ったとしても、きちんとその本人の行為が認めてもらえて、しっかりと愛情を注がれていれば、オトナになってもアダルトチルドレンとなることはありません。
ですがその多くはまさに親のため、兄弟姉妹のために『当たり前にすべきこと』として誰にも認めてもらえない現状があります。
親に障がいや病気がある場合は親に認めてもらえず、兄弟や姉妹に障がいや病気がある場合は親はその子の方にばかり注意を払い、自分を見てくれることはない。
このような子供時代を過ごすと「親に喜んでもらいたい・親に褒められたい」と思うようになり、自らを犠牲にしてでもその介護に全精力を注ぎます。
これが結果的に「人の顔色を窺う」クセを作り、誰からも嫌われないように、誰からも否定されないように、誰からも認められるように…と 「それぞれの相手に合わせる自分」を作り上げます。
子供時代に友人と遊ぶことも少ないため、正しい人間関係の築き方を学ぶ機会も奪われていますから、オトナになって自分の存在価値などで生きづらさを感じるアダルトチルドレンになります。
※「きょうだい」についてはこちらを参考にさせて頂きました。
ぜひご一読ください。
「#半透明のわたし」「#わたしのクエスト」
ゆたか あすか著 ソラノイエ
カウンセリングで「あなたの人生」を取り戻しましょう
これまでの生き方を変えるため、あなたのココロの奥にある「間違った思い込み」を知り、その思い込みを変えていくことで、これからのあなたの生き方をカウンセリングで変えていきましょう。
これまでのつらい生き方を手放すお手伝いを、あなたのココロに寄り添いながらしっかりとしていきます。
ぜひこの機会にカウンセリングを試してください。
カウンセリング予約カレンダーへ
栃木県宇都宮市近郊での心理カウンセリングはヒーリングフォレストへ
お気軽にお問い合わせください080-4125-4916営業時間 9:00-19:00 [不定休]
(カウンセリング中及び営業時間外は電話に出られません。メッセージを残して下さればご連絡いたします※営業電話等お断りします)