過去の傷を掘り起こすなよ
トラウマの克服は難しいけれど…
選挙戦が始まりました…※執筆当時、2026年1月下旬に行われた衆院選
…と同時にご連絡を頂いたお客様のお話を。
※この内容についてはお客様に掲載の許可を頂いています
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一昨日の夜、このお客様から連絡があり昨日急遽カウンセリングをすることに。
おいでになるのは久しぶり、およそ2年ぶりでした。
このお客様は宗教2世。
先日与党から野党となり、新党を結成したあの政党の支持母体である宗教団体…と言えば、皆様もうお分かりかと思います。
このお客様の両親共に信者で、このお客様も子供の頃から訳も分からないまま念仏を唱えていたそうです。
信者の集まりなどにも連れて行かれたり、友達と遊ぶのも制限されたり、そもそも友達そのものを親が選択していたりもしていたそうです。
思春期になりその教義に疑問を持つようになって、それで両親と喧嘩になることもしばしばでしたが、そこで父親から暴力を受けることもあり、高校を卒業すると同時にその団体を脱会、地方の大学へ進学、その後就職して実家とはほぼ絶縁状態でした。
そのお客様が私の元を初めて訪れたのは、自分が宗教2世であることを知り、アダルトチルドレンの特徴に合致する部分が多かったから、という理由でした。
両親ともそっちの活動に非常に熱心であり、子供の面倒はあまり見ていなかった様子や、子供の意思を無視して活動に参加させていたなど、そういった話から友達との関係がうまく築けなくてこれまで過ごしてきた様子など当時は話されていたのですが、自身のココロと向き合い、自分がこれからどうして行きたいのかなどを一緒に考える中で自己肯定感が育まれ、1年ほどカウンセリングを継続されて、そのまま来られなくなりました。
それが今回また急にカウンセリングに来られたのは、しばらく連絡を絶っていた両親から突然連絡があり、そこで今回の選挙の某政党への投票しろということと選挙活動の手伝いをしろ、と言われたとのこと。
この言葉を聞いた途端、自分のココロが過去に戻ってしまったように感じられ、急激な不安や恐怖が湧き上がって来たため、私のところに連絡をしたというのが、今回の顛末です。
報道等でもこの政党、今回の選挙ではかなり危機感を持っていると言われており、組織を挙げて選挙戦を戦うつもりなのでしょう。
けれど、脱会者にまでそれを強要するのは止めて欲しいです。
今回の一件がこの方の両親が独自に行なったことなのか、組織から何らかの指示があったのかまでは分かりませんが、仮にそういう指示が団体から出ているのだとすれば、それは選挙違反にはならないにしても、過去の古傷を抉ってその頃のつらさを思い出させるだけでも罪だと私は考えます。

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