感情のフタを開ける-アダルトチルドレン
「自分が分からない」生きづらさ
アダルトチルドレンの多くは、自分自身のことがよく分かりません。
自分が何をしたいのか、どうなりたいのかといった「自分」がよく分からないんです。
これまでにもお伝えしている通り、子供の頃に自分のことを否定されたり無視されたりしてきた経験から、そんな「自分」を守るために身に付けた生き残る術な訳ですが、何故そうなったのかといえばそれは自分の「感情」を観ないようにしてきたからそうなっていると言えます。
子供にとって「悲しい」とか「寂しい」といった感情は自分にとってあまり感じたくない感情であり、否定されたり無視されることでこのような感情を持ってしまうことは「自分」にとっては好ましくない状況であることから、そのような感情を「感じない」ようにフタをしてしまいます。
これは同時に「楽しい」とか「嬉しい」といった感情をも観ないようになってしまうため自分が何を楽しいと思うのか、どんなことを嬉しいと感じるのかも分からなくなるため、自分が分からなくなっていると言えます。
いや、そんなことは無い。
今だって苦しいとかつらいということを感じている。
そんな風に言われる方も居ると思いますが、それは目の前で起こっている現実に対して表面的に感じているだけであって、その奥に在る大元の感情は分かっていないはずです。
表面的というのは目の前で起こっている状況、イジメられているとか人間関係がうまく行かないといったことについて頭で考えて、その結論として「恐らくこれが『苦しい』とか『つらい』になるんだろう」と答えを出していると思ってください。
つまり苦しいとかつらいといった感情のその奥には、そんなことをされて悲しいとか、寂しいといった感情が隠れているわけです。
そこで本当の意味での自分の感情を取り戻すためにも、そのフタを開けていく必要が出て来ます。
まずはつらいとか苦しいという感情を吐き出し続けること。
それを続けることでその奥に在る大元の感情が見えて来ます。
見えて来たらその感情をも吐き出し続ける。
「本当はこんなことを感じていたのか」と自分で『自分の感情』をまず自覚し、理解していく。
これは「自分」を取り戻す始めの一歩となります。
私はこの感情を引っ張り出すお手伝いをカウンセリングで行なっていますが、お客様の年齢が重なっていれば重なっているほど、その期間も長くなりがちです。
「生きづらい」と思ったら、早めにカウンセリングを受けてみること、それをお勧めします。

カウンセリング予約カレンダーへ


