自己再生の道筋に必要なモノ-アダルトチルドレン-
アダルトチルドレン克服の道筋とは
「ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される」というアニメ。

主人公のマリーは貧乏侯爵家の次女。
両親から執拗な虐待を受け続けてきた中、とある事件とその勘違いから姉が嫁ぐはずだった伯爵家の姉の婚約者から溺愛される、といういわばシンデレラストーリー。
「所詮アニメの世界だから、こんな幸運は現実ではありえない」という部分もあるのですが、主人公が家庭内で受けた虐待から抜け出し、そこから自己再生していく道のりは現実世界でも通用するところがあります。
主人公が育った侯爵家は明らかな機能不全家庭。
主人公である次女には「醜い」「出来損ない」「お前など生まれて来なければ良かった」と心理的、身体的な虐待にネグレクトを、長女は母親から過保護にされ母親の人形となっていた。
あらゆる虐待がそこにはあり、けれど主人公はそれを両親からの「しつけ」と受け入れ、自分の人生を諦めていた。
自分が好きなモノも分からず、自分がしたいことも分からず、日々家族のために尽くしていた彼女が伯爵家へと足を踏み入れた途端、それまでとは全く違う扱いをされ戸惑う。
伯爵以下、伯爵の母、侍女や使用人たちから優しくされ、皆から「美しい」と言われ、着飾った自分の姿を鏡で見てもそれを「自分」だと認識出来なかった。
けれど彼らと日々を過ごすうちに少しづつ、自分という存在がどういうモノなのか、また伯爵への自分の想いの変化などに気付き始めていく中で、本来の自分が好きだったこと、自分がしたい事などを見つけ始める。
これは現実世界でも大切なことで、自分の周囲にいる人たちの影響によって「人」は変われることを示してくれています。
自分を傷付ける相手に囲まれていれば、自分を守るため自然と相手に合わせ、相手の望むままな自分で居ようと「自分の想い」を抑え付け、自分を殺してでも相手に尽くすようになってしまいます。
ですが自分を認め、そのままの自分で良いと思わせてくれるような環境に居る事でそこを「安心して良い、信頼して良い」環境を認識し、そこから「自分」を改めて見直し、そこから「本来の自分」を見出していくことも出来ます。
この「環境を選ぶ」ことが子供の内は出来ないため、生きづらさを抱えるアダルトチルドレンとなる訳ですが、オトナになるに連れてその環境から「自分を逃がす」ことは可能になります。
そこから出会う人々に恵まれるかどうかは確かにその人の「運」とも言えるのですが、自らがそういう人たちと出会うことを望み、自らその行動に出ることで必然としての「出会い」がそこに生まれてくることもあります。
もちろんそこには、自分と向き合う必要性も出てくるわけでそこがこのアニメではかけている部分だと思うのですが、アダルトチルドレンの人間関係で付いて回る共依存さえ気を付けておけば、自らの生き方を変えること、生きづらさから解放されることは可能となります。
そんなことを踏まえた上で、このアニメを観てみると自分の人生も変えられるかも…そんな風に思ってもらえるかも知れません。
TVアニメ「ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される」公式サイト
累計発行部数200万部突破!勘違いから始まる“ずたぼろ令嬢”のシンデレラストーリー、2025年7月4日(金)からMBS・TBS・CBC・BS-TBS“アニメイズム”枠ほかにて放送開始!
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